アクティビティリスト
公園にあるすべり台は上から下に物が進んでいく性質を利用して設計されています。ビー玉が途中に落ちてしまう時はどんな時でしょう?ストローコースター作りをして最後までビー玉が転がるように工夫してみましょう。
- どんなコースにするか考えます。
- 色々な長さに切ったストローで柱を立てます。たおれないようにストローの先を十字に割いて、広げて貼り付けると安定します。
- 柱の間にレールとなるストローを付けていきます。
- ボールを転がしてみて、最後までボールが転がるように工夫します。
注意事項
ストローの先が目などに刺さらないよう、注意しましょう。
準備物
- ストロー
- 大きめの段ボール(土台用)
- 小さいボール(ビー玉など)
- マスキングテープまたはセロハンテープ
- はさみ
- プラダンや画用紙で、柱や坂、ガードレールをつくってもいいね
- もっと大きなコースターをつくってみよう
- ミニカーなどが走るコースターをつくってみよう
子どもに投げかける質問
- ビー玉が途中で落ちてしまうのはどんな時かな?
- どうしたら、ビー玉が落ちないようにできるかな?
- 傾きが急なところと、ゆるやかなところでは、
- ボールの動きはどうちがうかな?
子どもの予測される行動・質問
- 土台がぐらぐらして、ボールをのせるとたおれてしまう
- ボールがコースを飛び出すのを直そうとする
ボールは高いところから低いところに転がります。ころがるボールはまっすぐに進もうとするので、コースが曲がっていると飛び出そうとします。飛び出そうとするボールのいきおいを止めるような上り坂やでっぱりを作れば、ボールは向きを変えて、より低い方へと転がっていきます。
実際に社会で使用されているもの
すべり台や雨どいも、上から下に物が進んでいく性質を利用しているよ。急な坂になっていたり、坂がずっと続いていたりすると、進むのが早くなるね。