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アクティビティリスト

所要時間

15 分 〜

カテゴリー

  • 工学 - Engineering -
  • 科学 - Science -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • 巧緻性
  • 観察力

難易度

風船とコップで鉄砲を作ろう
風船とコップで鉄砲を作ろう

ゴム風船とコップを使って鉄砲を作るアクティビティ。引っ張り方や、飛ばすものを変えたときにどんな違いが生まれるか観察してみましょう。

     
  1. 風船の端を結んで、風船の丸い側の上の部分を広げながらはさみで切ります。よく切れる、はさみの持ち手に近い部分で切ります。
  2. 風船の切り口を広げてプラコップの底にかぶせ、セロハンテープで止めます。
  3. 飛ばしたいものをカップに入れて、風船を引っ張って手を離すと飛んでいきます。
注意事項

●人に向けて玉を飛ばさないでください。飛ばす方向に人がいないか、よく確認しましょう。●コップは顔から遠ざけ手を離さないようにしっかり持ちましょう。●風船やコップが顔に勢いよく当たる危険があります。

準備物
  • ゴム風船
  • プラスチックコップ
  • セロハンテープ
  • ピンポン玉、アルミホイルを丸めた玉、紙を固めに丸めた玉
  • 紙(チラシ、新聞紙なんでも良い)
  • ハサミ
  •       

  • アルミホイル
  • ペン、シール(あれば)など
  •       

  • ストロー
  • カップにストローを入れて飛ばしてみると、風船の結び目が当たる場所に飛ばすものがあると、よく飛ぶことがわかる
  • 飛ばすボールの種類や重さを変えて比べる
  • 紙のコップや小さいコップを使ったりしてみる
  • 風船の大きさを変えてみる
  • 風船の結び目を2重や3重に変えてみる
  •     
  • シールやペンで自分でコップにデザインしてみる
  • 飛ばす先に箱や的を作ってみる
子どもに投げかける質問
  • 引っ張り方を変えたら、飛び方はどうかわるかな?
  • 飛ばすものを変えたら、飛び方はどう変わるかな?
  • ねらったところに、ボールを飛ばしてみよう。
    (飛ばす距離を調節する)
  • ゴムは身の回りでどうやって使われているかな?
  • 風船を離すと、音がするのはなんでだろう。
子どもの予測される行動・質問
  • ゴムをまっすぐに引けずにあまりとばない
  • 練習を繰り返して飛ばせるようになる

ゴムには伸び縮みする性質があります。強く引くと強く戻ろうとします。この勢いで風船の結び目の玉がコップの底をたたきます。この音がよく響くときは、まっすぐに強く当たった時です。コップはメガホンのようになって音を前に響かせます。コップの底に玉がしっかり当たっていると、玉に力が伝わって飛び出します。コップの底と玉がしっかり触れるようにするには、コップをななめ上に向けるといいでしょう。

実際に社会で使用されているもの

トランポリンの上でジャンプすると、地面でジャンプするよりも高く飛べるね。これは、人が着地して伸びた布が、元に戻ろうとする力を利用しているよ。

【監修協力: 昭和女子大学人間社会学部初等教育学科教授 白數哲久氏】

アクティビティリスト

所要時間

20~ 分 〜

カテゴリー

  • 工学 - Engineering -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • デザイン
  • 課題解決

難易度

ストロータワーを作ろう
ストロータワーを作ろう

高くて安定したタワーはどのような構造になっているでしょうか。実際の高い建物やタワーの形には特徴があります。倒れないタワーはどうしたら作れるかストロータワーで実験してみましょう。

  1. 段ボール板の上で、ストロー同士をマスキングテープでつなぎ、たてものを作ります。段ボールとストローはテープでつけません。
  2. 出来上がったところで、少しずつ段ボールを傾けて、誰のたてものがたおれにくいか比べてみます。
注意事項

ストローの先が目などに刺さらないよう、注意しましょう。

準備物
  • 同じ本数でより高いタワーを作る方法を探す
  • うちわであおいで倒れないか調べる
  • 年少児童の活動:他の児童が作ったものを紙に描いてみる。ストローを用いて、色の名前を知る。倒れないか風を起こしてみる(画用紙やダンボールでパタパタする)
子どもに投げかける質問
  • もっと高いタワーを作るには、どうしたら良いかな?
  • 倒れないようにするには、どうしたら良いかな?
  • 実際の高い建物やタワーの形の特徴はなんだろう?
子どもの予測される行動・質問
  • マスキングテープで下の部分を重くする
  • ストローの先をつぶして、もう片方のストローの中に入れてからマスキングテープでとめる

ゆれる電車では足を広げて立っていた方が安定しますね。また、少しひざを曲げても倒れにくくなります。これと同じで、下の部分が広く、重さが下の方に集まっている(重心が低い)と倒れにくくなります。

実際に社会で使用されているもの

東京タワーは、下の方は広くて上の方は細いね。近くで見ると、三角形をたくさん組み合わせたような形になっている。このような全体の形や鉄骨の組み方の工夫で強いタワーにしているよ。

【監修協力: 昭和女子大学人間社会学部初等教育学科教授 白數哲久氏】