SPARK!

アクティビティリスト

所要時間

20 分 〜

カテゴリー

  • 科学 - Science -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • デザイン
  • 色彩感覚

難易度

マーブルチョコでにじを作ろう!
マーブルチョコでにじを作ろう!

マーブルチョコにお湯を注いで虹を作るアクティビティ。お湯を注ぐとみるみるチョコが溶け出して、カラフルな模様が出来上がります。実験後にチョコレートがどのように変化をしたかも注目してみましょう。

  1. お皿に、円を描くようにチョコを並べます。
  2. ここに何かを入れるとチョコに変化が起きることを話し、何を入れるか予想します。
  3. お皿の中心にゆっくりと、チョコに触れるくらいまでお湯を注ぎます。その変化を観察します。
  4. だんだんと表面の色が溶け出してきます。(*色が滲み出てくる間に時間を要します。別のアクティビティを実施することを推奨します。)
  5. 変化を確認(ひっくり返して溶けていることも確認)し、原理を説明します。
注意事項

着色料が溶けた水は、絵具と同じように、服につくと取れにくいです。こぼさないように気を付けましょう。熱湯は火傷の危険があります。使用するお湯は(40度以下)お風呂のお湯ぐらいの温かさのものを使用しましょう。

準備物
  • チョコ以外のお菓子(キャンディーやグミなど)でも試してみる
  • お湯を水に変えたり、お湯の温度を変えてみる
子どもに投げかける質問
  • 験後のチョコの表面はどう変わっているかな?
  • しばらくたった後にチョコレートを触ってみよう
  • お湯を入れる前とやわらかさはちがうかな?
子どもの予測される行動・質問
  • マーブルチョコをひっくり返す
  • 色のついている部分(外側)に味はあるの?

チョコレートは、茶色いチョコレートのまわりに、色を付けた砂糖をつけているよ。お湯や水をそそぐと、砂糖と一緒に色も溶けてくるんだ。チョコレートは手で持っているととけるけど、マーブルチョコはとけないね。これは、チョコレートがとけてくるのを、まわりの砂糖が防いで(くれて)いるんだ。

実際に社会で使用されているもの

バームクーヘンには、中のスポンジがかわかないように、同じように砂糖がぬってあるよ。くすりの成分を守り、苦みを減らして飲みやすくするために、くすりの周りを砂糖の成分でおおったものがあるよ。(糖衣錠)

【監修協力: 昭和女子大学人間社会学部初等教育学科教授 白數哲久氏】

アクティビティリスト

所要時間

20~ 分 〜

カテゴリー

  • 工学 - Engineering -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • デザイン
  • 課題解決

難易度

ストロータワーを作ろう
ストロータワーを作ろう

高くて安定したタワーはどのような構造になっているでしょうか。実際の高い建物やタワーの形には特徴があります。倒れないタワーはどうしたら作れるかストロータワーで実験してみましょう。

  1. 段ボール板の上で、ストロー同士をマスキングテープでつなぎ、たてものを作ります。段ボールとストローはテープでつけません。
  2. 出来上がったところで、少しずつ段ボールを傾けて、誰のたてものがたおれにくいか比べてみます。
注意事項

ストローの先が目などに刺さらないよう、注意しましょう。

準備物
  • 同じ本数でより高いタワーを作る方法を探す
  • うちわであおいで倒れないか調べる
  • 年少児童の活動:他の児童が作ったものを紙に描いてみる。ストローを用いて、色の名前を知る。倒れないか風を起こしてみる(画用紙やダンボールでパタパタする)
子どもに投げかける質問
  • もっと高いタワーを作るには、どうしたら良いかな?
  • 倒れないようにするには、どうしたら良いかな?
  • 実際の高い建物やタワーの形の特徴はなんだろう?
子どもの予測される行動・質問
  • マスキングテープで下の部分を重くする
  • ストローの先をつぶして、もう片方のストローの中に入れてからマスキングテープでとめる

ゆれる電車では足を広げて立っていた方が安定しますね。また、少しひざを曲げても倒れにくくなります。これと同じで、下の部分が広く、重さが下の方に集まっている(重心が低い)と倒れにくくなります。

実際に社会で使用されているもの

東京タワーは、下の方は広くて上の方は細いね。近くで見ると、三角形をたくさん組み合わせたような形になっている。このような全体の形や鉄骨の組み方の工夫で強いタワーにしているよ。

【監修協力: 昭和女子大学人間社会学部初等教育学科教授 白數哲久氏】

アクティビティリスト

所要時間

15 分 〜

カテゴリー

  • 科学 - Science -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • デザイン
  • 観察力

難易度

絵がひっくり返る!消える!魔法のコップ
絵がひっくり返る!消える!魔法のコップ

描いた絵が見えなくなったり、ひっくり返ったりする魔法のコップ。一体何が起こっているのでしょう。見え方の違いには光の進み方の違いが影響しています。

  1. 紙に好きな絵を描きます。
  2. コップのはばの半分くらいの大きさで描きます。
  3. 水を入れたコップの後ろに紙を置いてみます。
  4. 紙の位置や見る位置、水の量によってどう見え方が変わるか調べます。
注意事項

ガラスの容器は割れると危険です。落として割れないように、安定した台や机の上で実験しましょう。

準備物
  • プラスチックまたはガラスの透明なコップ
    (円筒形で表面が平滑で装飾のないもの。大きすぎないもの)
  • ペン
  • 他の形の入れ物でやったらどうなるかな?
  • 筒形の500mL ペットボトルを目に当てて鏡を見てみると目が大きくなって見える
  • スプーンの裏と表では自分の顔の写り方が違う。自分が大きく見えるのはどっち?
  • 逆さに見えるのはどうやった時?
子どもに投げかける質問
  • 描いた絵が見えなくなるところを探してみよう
  • 描いた絵が2つ見えるところを探してみよう
  • コップを動かしてみよう。反対から絵が出てくるところがあるよ
子どもの予測される行動・質問
  • コップ越しに人を見てあそぶ
  • コップの中に紙を入れる

お風呂にはいったときなど、水の中に入れている手は、いつも見る手の形とは少し違うね。ばしゃばしゃと波を立てると、手の形がぐにゃぐにゃになる。水の向こうにある物の形は、ゆがんでみえるね。水も空気も、どちらも透明で見えないけれども、光のすすみ方は違うんだ。

実際に社会で使用されているもの

【監修協力:昭和女子大学人間社会学部初等教育学科教授  白數哲久氏】