アクティビティリスト
橋やタワーなどは、風や地震、車や人の動きで揺れても同じように元の場所に戻ってくる形になっています。段ボールや竹串などの身近にある材料を使って、どんな形が安定するか実験してみましょう。
- ダンボールをハート・シュリケン・星など先のとがった形に切ります
- ダンボールの表面だけにななめに1 センチほどの切り込みを入れ、その切り込みからダンボールの側面まで竹串を通します
- 粘土を丸めてボールを二つ作り、竹串の下側の端につけます
- 画用紙を好きな形に切って、粘土と反対の端につけます
- 竹串の位置を調整し、ペットボトルの上や指先にとがった場所だけで立つようにします
注意事項
竹串の先はとがっています。目や皮膚などに刺さらないよう、注意しましょう。
準備物
- ダンボール
- 竹串
- 粘土
- 画用紙
- のり
- ハサミ(カッター)
- カラーペンや絵の具など
- (ペットボトル)
- 左右のおもりの重さをバラバラにしてみる
- ダンボールの形を変えてみる
子どもに投げかける質問
- いろいろな方向からダンボールを少し押してみよう。どんなふうに動くかな?
- 竹串の位置をずらすとど
子どもの予測される行動・質問
- ダンボールを強く押してみる。揺さぶる。
- ダンボールを回してみる
少し押しても、ゆらゆらと揺れて、もとの場所にもどってくるね。これはちょっとずれても戻ってきやすい、「安定」な形だね。竹串を上にずらし過ぎると、揺らした時に戻ってこなくなるね。安定なのか不安定なのかは、形によって大きく変わったね。
実際に社会で使用されているもの
橋、塔(タワー)などは、風や地震、車や人の動きで揺れても、同じように元の場所に戻ってくる形にしているので、たおれたりこわれたりしにくいんだ。