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![塩や砂糖で絵をかいてみよう!](https://spark-japan.com/cms/wp-content/uploads/2023/11/title_act18.png)
野菜や肉を砂糖や塩に漬け込んだり表面にまぶしたりすると、食材の余分な水分を砂糖や塩が吸い込んで食材が長持ちしたり濃い味にすることができますね。塩や砂糖が水分に触れた時に、どのような変化が起きているかを観察してみましょう。
- 鉛筆で紙に描きたい絵を下書きし、ボンドでなぞります。
- 紙をトレーの中に入れて、上から食塩をふりかけ、ボンドをしっかりおお います。トレーを傾けるなどして、できるだけボンドをおおいましょう。
- 余った食塩をそっと落とし、ボンドが乾くまで待ちます。(15~20分程度)
- 線の上に、水で溶いた食紅や水彩絵の具をスポイトで垂らします。
- 砂糖や片栗粉でもやってみましょう。
注意事項
ボンドが皮膚についた場合は、 水で早めに洗い流してください。ボンドやスポイドから一度にたくさんの容量が出てしまうと、乾かすのに時間がかかります。その際は、綿棒やティッシュなどを活用して吸水してください。 一度使った塩、砂糖などは食用 に使用せず、廃棄してください。
準備物
- ボンド
- 食塩、砂糖など
- 食紅または水彩絵の具
- 水
- 画用紙(白か黒がおすすめ)
- 紙が収まる大きさのトレー
- スポイト
- 他の種類の粉末でも試す
- 粉末をかける量を減らしたらどうなるかな?
- あたたかいところにおいて2~3日かわかしてみよう
子どもに投げかける質問
- 絵をそっと置いておくとどうなっていくかな?
- 砂糖と食塩と片栗粉ではどう違うかな?
- 色が混ざるとどうなったかな?
子どもの予測される行動・質問
- 液体をたくさんかける
- 紙を動かして液体が流れていく
塩や砂糖はボンドでかたまっていても、水にふれると溶けだしていく。塩に比べて砂糖は水にたくさ ん溶けるので、ボンドに混ざっていた砂糖はほとんど出てしまい、ボンドは穴だらけになるんだ。そ して、砂糖が水を含んで、なかなかかわかない。一方、食塩も水に溶けやすいけれど、砂糖ほどではない。 少しの色水ならば食塩は溶け残って、シャーベットみたいにじゃりじゃりの状態になる。少したつと 乾いて色がついた食塩は紙とボンドに張り付いて固まるんだ。
実際に社会で使用されているもの
果物や野菜、肉を砂糖や塩に漬け込んだり表面にまぶしたりすると、食材の余分な水分を砂糖や塩が吸い込むよ。こうすることで、食材を長持ちさせたり、濃い味にしたりすることができるよ。