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アクティビティリスト

所要時間

20 分 〜

カテゴリー

  • 工学 - Engineering -
  • 技術 - Technology -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • デザイン
  • 立体的な想像力
  • 課題解決

難易度

オリジナル飛行機発射台を作ろう
オリジナル飛行機発射台を作ろう

アメリカで巨大なカタパルトを使ってロケットを打ち上げる試みが注目されていますが、これは、発射台としてのカタパルトが蓄積したエネルギーを飛行機に伝達し、それが飛行機を前方に押し出す力として作用する原理を利用しています。カタパルトと紙飛行機を使って実際に試してみましょう。

  1. 紙飛行機を作ります。基本のへそひこうきの作り方です。 テープで止めると安定して飛びやすくなります。
  2. 折り目の作成:まず、紙を縦に半分に折り、折り目をつけます。その後、紙の両側の先端を内側に折り込み、片側が三角形になるようにします。
  3. 頂点の折り曲げ:作成した三角の頂点を、紙の反対側の端に向かって折ります。このとき、三角の高さが大体半分ほどになるように折ります。
  4. 三角形作成:先ほどの手順を繰り返し、紙の両側の先端を内側に折り込み、再び片辺が三角になるようにします。
  5. 先端の折り曲げ:「頂点の折り曲げ」の手順で内側に折り込んだ際に飛び出た先端を、三角形の先端に向かって折り曲げます。
  6. 羽の形成:飛行機をひっくり返し、中心で折ります。その後、羽の形を作るために両端を反対側に折ります。
  7. 飛行機の端を折り返し、先端が尖らないようにしましょう。これにより、飛行の安定性が向上します。 また、発射台で輪ゴムを引っ掛けるために、飛行機の内側先端を適切に折り曲げましょう。これにより、輪ゴムを使った発射が容易になります。
  8. 次に、好きな箱や紙コップ、輪ゴム、セロハンテープなどを使って、紙飛行機を飛ばす発射台を作ります。輪ゴムを繋げてみたり、箱を組みわせてみたり、作り方は自由です。
  9. 発射台ができたら、みんなに見せて、お互いに自分の発射台の説明をして飛ばしてみましょう。
  10. 一斉に飛ばしてみてもいいし、メジャーのようなものを床において、どこまで飛ぶか競ってもいいでしょう。
注意事項

● 飛ばす方向を全員で統一して、飛ばす先に他の園児がいないか確認した上で飛ばすように周知してください。 ● はさみや輪ゴム、割り箸・空箱など、鋭角・鋭利なものを使うので取り扱いには注意しましょう。 ● 割り箸は、てこの原理を応用して飛ばすものを作った場合に使用します(割り箸自体を飛ばすものではありません)

準備物
  • 紙飛行機をつくる用の紙 (縦長、A4サイズがおすすめ)
  • 発射台用の空箱(お菓子の空箱など。ティッシュ箱より強度のある箱がおすすめ)
  • 輪ゴム
  • セロハンテープ
  • はさみ
  • 紙コップ
  • 割り箸(あれば)
  • 輪ゴムの強さの違うものを用意して、試しながら考えてみる。
  • 年少さんが描いた紙飛行機を年長さんの発射台で飛ばしてみる。
  • 紙飛行機だけでなく、発射台にも絵を描き加えるなどデザインを楽しむ
  • 発射台作りや紙飛行機作り、デザイン、飛ばすなど様々な要素が含まれているので、それぞれの子どもの興味関心があるものを集中的に取り組む時間を持っても楽しいかもしれません。
  • 手だけで飛ばす紙飛行機と発射台を使う(何か道具を使う)と、どのように飛び方が変化したかを観察して考える実験です。違いに注目してみましょう!!!
  • 年少さんは手で飛ばし、年長さんは発射台を使って飛ばし合いっこしてみる。
  • 年少児童の活動:紙飛行機を自分で作ってみる。また、空箱に絵を描く。その箱を年長や年中さんに使ってもらう。
  • 年中児童の活動:見本や補足説明をすることで、自分で実践する。また、メジャーなどを使うことで、競争と協力を学ぶ機会をつくる。
  • 年長児童の活動:共有や発表の機会を持つことで自信や自己表現力につなげる。幼い子との関わりで、コミュニケーションや関わりを学ぶ機会を持つ。
  • 全体的な活動のポイント:創造力と手作りの楽しさを体験し、手仕事の基本的なスキルを身につける。協力し合い、自分の作品を共有してコミュニケーションと自己表現力を向上。
子どもに投げかける質問
  • 一番飛んだ発射台はどんな特徴があった?
  • どんなふうに力が加わって、飛んだと思う?
  • どうしたらもっと遠くに飛ばせると思う?
  • 手だけで飛ばす飛行機とどんな違いがあった?
  • 発射台と手だと、どちらが遠くまで飛ばせたかな? どちらが速かったかな?
子どもの予測される行動・質問
  • 指や顔、体に輪ゴムをひっぱったものが当たってしまう
  • 飛行機が飛んだ先の場所で、試行錯誤に夢中になって、飛んできた飛行機などに当たってしまう

このアクティビティでは、発射台を使うことで蓄えられたエネルギーが飛行機に伝わり、それが飛行機を前方に押し出す力となります。輪ゴムが引っ掛かる部分にエネルギーを蓄え、それが解放される瞬間に飛行機が飛びます。
瞬間的に強い力が加わるので、飛行機には強度が必要です。また、輪ゴムが縮む方向と飛行機の飛ぶ方向で同じでないと、羽が空気の抵抗を受けるので、うまく飛びません。
カタパルトとは、大きな発射台とのこと。原理はシンプルで、大きな「ひじ」のようなものを使います。この「ひじ」の一方の端には投げたい物を置き、もう一方の端には重りをつけます。
この原理は、ブランコを使って遊んでいる時と似ています。ブランコに乗っているとき、足で地面を強く押すと、ブランコは高く上がりますよね。カタパルトもこれと同じで、重りを使って「ひじ」を強く押すことで、物を遠くに飛ばすことができるんです。

実際に社会で使用されているもの

最近では米国企業が巨大カタパルトを使ってロケットを発射しようとするなど、再び注目が集まっています。
スペースシャトルの発射台、遊園地のアトラクションや、逆バンジーやバッティングセンターの機械などで応用されているものがあります。

アクティビティリスト

所要時間

30 分 〜

カテゴリー

  • 技術 - Technology -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • デザイン
  • 巧緻性
  • 観察力

難易度

プレゼントに!オリジナルバスボムを作ろう
プレゼントに!オリジナルバスボムを作ろう

重曹とクエン酸を粉のまままぜても何も起きませんが、水に溶かすと2つが反応して二酸化炭素を出します。これがバスボム(入浴剤)が泡を出すしくみです。バスボムを水やお湯に溶かし、温泉のような炭酸泉をつくってみましょう。

  1. 材料を全てポリ袋に入れます。 食紅を入れる場合は、耳かき一杯分くらいで十分です。
  2. ポリ袋の口をしばり、振ってよく混ぜます。 かたまりになっている部分があれば、この時に細かく砕きます。
  3. 中身をボウルに出して、水を入れた霧吹きで軽くしめらせます。 濡らしすぎず、ぎゅっと握ると固められるくらいの固さにします
  4. お菓子の型やカプセルなどに入れて好きな形にします。くずれないように スプーンやすりこぎの棒などを使ってぎゅっとしっかり押し固めます。
  5. 固まりきる前に(触ってみて崩れそうにないことを確認)型から出し、 乾燥した風通しの良いところで2~3日乾かします。
注意事項

飲用ではありません。コップを含む食器の中にバスボムを入れて観察するなどは、誤飲の可能性が高まります。重曹が目に入らないように注意してください。

準備物
  • (1個分)
  • 重曹 30g
  • クエン酸 15g
  • 塩 15g
  • 食紅、アロマオイル 少量(お好みで)
  • ポリ袋
  • ボウル
  • 霧吹き
  • 型(クッキー型、カプセルトイのカプセルなど)
  • クエン酸や重曹は、どんな時に使うのかを調べてみよう
  • お店に売られている入浴剤の材料を調べてみよう
  • 同じ材料は入っているかな?
子どもに投げかける質問
  • 色や香りをつけてみよう
  • どんな色にしたい?その色を作るには、どうしたらいいかな?
子どもの予測される行動・質問
  • いくつか作ったうちの1個を割ってかたさを確かめる
  • 水を粉にたくさんかけて観察する

重曹とクエン酸を粉のまままぜても何も起きませんが、水に溶かすと2つが反応して二酸化炭素を出します。これがバスボム(入浴剤)が泡を出すしくみです。2種類の粉をかわいたままおし固めることはできないので、水でしめらせます。消毒用アルコールが乾くにつれて粉と粉が密着して固まっていきます。

実際に社会で使用されているもの

バスボムでは、出てきたあわをお湯に溶かすことで、温泉のような炭酸泉をつくっているよ。 ホットケーキは、卵を泡立てなくてもふくらんでふわふわになるね。これは、材料のベーキングパウダー ( 重曹 ) から泡がたくさんでてくるからなんだ。

アクティビティリスト

所要時間

40 分 〜

カテゴリー

  • 工学 - Engineering -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • デザイン
  • 巧緻性
  • 課題解決

難易度

ストローコースターを作ろう
ストローコースターを作ろう

公園にあるすべり台は上から下に物が進んでいく性質を利用して設計されています。ビー玉が途中に落ちてしまう時はどんな時でしょう?ストローコースター作りをして最後までビー玉が転がるように工夫してみましょう。

  1. どんなコースにするか考えます。
  2. 色々な長さに切ったストローで柱を立てます。たおれないようにストローの先を十字に割いて、広げて貼り付けると安定します。
  3. 柱の間にレールとなるストローを付けていきます。
  4. ボールを転がしてみて、最後までボールが転がるように工夫します。
注意事項

ストローの先が目などに刺さらないよう、注意しましょう。

準備物
  • ストロー
  • 大きめの段ボール(土台用)
  • 小さいボール(ビー玉など)
  • マスキングテープまたはセロハンテープ
  • はさみ
  • プラダンや画用紙で、柱や坂、ガードレールをつくってもいいね
  • もっと大きなコースターをつくってみよう
  • ミニカーなどが走るコースターをつくってみよう
子どもに投げかける質問
  • ビー玉が途中で落ちてしまうのはどんな時かな?
  • どうしたら、ビー玉が落ちないようにできるかな?
  • 傾きが急なところと、ゆるやかなところでは、
  • ボールの動きはどうちがうかな?
子どもの予測される行動・質問
  • 土台がぐらぐらして、ボールをのせるとたおれてしまう
  • ボールがコースを飛び出すのを直そうとする

ボールは高いところから低いところに転がります。ころがるボールはまっすぐに進もうとするので、コースが曲がっていると飛び出そうとします。飛び出そうとするボールのいきおいを止めるような上り坂やでっぱりを作れば、ボールは向きを変えて、より低い方へと転がっていきます。

実際に社会で使用されているもの

すべり台や雨どいも、上から下に物が進んでいく性質を利用しているよ。急な坂になっていたり、坂がずっと続いていたりすると、進むのが早くなるね。

アクティビティリスト

所要時間

40 分 〜

カテゴリー

  • 科学 - Science -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • デザイン
  • 色彩感覚
  • 観察力

難易度

塩や砂糖で絵をかいてみよう!
塩や砂糖で絵をかいてみよう!

野菜や肉を砂糖や塩に漬け込んだり表面にまぶしたりすると、食材の余分な水分を砂糖や塩が吸い込んで食材が長持ちしたり濃い味にすることができますね。塩や砂糖が水分に触れた時に、どのような変化が起きているかを観察してみましょう。

  1. 鉛筆で紙に描きたい絵を下書きし、ボンドでなぞります。
  2. 紙をトレーの中に入れて、上から食塩をふりかけ、ボンドをしっかりおお います。トレーを傾けるなどして、できるだけボンドをおおいましょう。
  3. 余った食塩をそっと落とし、ボンドが乾くまで待ちます。(15~20分程度)
  4. 線の上に、水で溶いた食紅や水彩絵の具をスポイトで垂らします。
  5. 砂糖や片栗粉でもやってみましょう。
注意事項

ボンドが皮膚についた場合は、 水で早めに洗い流してください。ボンドやスポイドから一度にたくさんの容量が出てしまうと、乾かすのに時間がかかります。その際は、綿棒やティッシュなどを活用して吸水してください。 一度使った塩、砂糖などは食用 に使用せず、廃棄してください。

準備物
  • ボンド
  • 食塩、砂糖など
  • 食紅または水彩絵の具
  • 画用紙(白か黒がおすすめ)
  • 紙が収まる大きさのトレー
  • スポイト
  • 他の種類の粉末でも試す
  • 粉末をかける量を減らしたらどうなるかな?
  • あたたかいところにおいて2~3日かわかしてみよう
子どもに投げかける質問
  • 絵をそっと置いておくとどうなっていくかな?
  • 砂糖と食塩と片栗粉ではどう違うかな?
  • 色が混ざるとどうなったかな?
子どもの予測される行動・質問
  • 液体をたくさんかける
  • 紙を動かして液体が流れていく

塩や砂糖はボンドでかたまっていても、水にふれると溶けだしていく。塩に比べて砂糖は水にたくさ ん溶けるので、ボンドに混ざっていた砂糖はほとんど出てしまい、ボンドは穴だらけになるんだ。そ して、砂糖が水を含んで、なかなかかわかない。一方、食塩も水に溶けやすいけれど、砂糖ほどではない。 少しの色水ならば食塩は溶け残って、シャーベットみたいにじゃりじゃりの状態になる。少したつと 乾いて色がついた食塩は紙とボンドに張り付いて固まるんだ。

実際に社会で使用されているもの

果物や野菜、肉を砂糖や塩に漬け込んだり表面にまぶしたりすると、食材の余分な水分を砂糖や塩が吸い込むよ。こうすることで、食材を長持ちさせたり、濃い味にしたりすることができるよ。

アクティビティリスト

所要時間

20 分 〜

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  • 科学 - Science -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • デザイン
  • 色彩感覚
  • 観察力

難易度

黒いインクがカラフルに!クロマトグラフィーに挑戦
黒いインクがカラフルに!クロマトグラフィーに挑戦

科学研究や警察の科学捜査でもよくつかわれているクロマトグラフィーは、混合物を分離して、何からできているのかを調べるための分析方法です。黒いインクが何色でいるのかを試してみましょう。

  1. コーヒーフィルターを 10 センチくらいの短冊形に切ります。
  2. 短冊の端から2センチくらいの位置に、ペンで線を引きます。
  3. コップに深さ1cmぐらい水を入れます。
  4. 印をつけていない側のコーヒーフィルターを割りばしにはさみ、ペンで線を書いたところが直接水につからないように注意して、コーヒーフィルターの先が水につかるように調節します。
注意事項

安価で濃い色の水性ペンは色が分かれやすいです。色が分かれないペンもありますので、アクティビティ前に必ず一回試してみてください。

準備物
  • ペン
  • 白いコーヒーフィルター
  • 割っていない割りばし
  • 透明なコップ
  • いろんな種類・色のペンを試す
  • コーヒーフィルターにペンでたくさんの点を書き、ところどころに綿棒で水滴を落として丸い模様を出す
子どもに投げかける質問
  • どんな色が混ざってペンの色ができているのかな?
  • 同じ色のインクは同じ材料でできているのかな?
子どもの予測される行動・質問
  • 様々な色の水性ペンで重ね描きする

絵の具で紫を作るときに、赤と青を混ぜることがあるでしょう。これと同じで、水性ペンもいくつかの色を混ぜて色を作っているものがあります。色の成分によって水への溶けやすさに違いがあるので、紙にしみ込ませたときに、移動する速さに差が出ます。この差で色が分かれるのです。

実際に社会で使用されているもの

食べものや水道水にあぶないものが入っていないかを、クロマトグラフィーを使って確かめているよ。科学研究や警察の科学捜査でもよくつかわれていて、よくわからないものが何 からできているのかを調べるんだ。

アクティビティリスト

所要時間

20 分 〜

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  • 工学 - Engineering -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • デザイン
  • 巧緻性
  • 課題解決

難易度

ダンボールで自分だけのビー玉ゲームを作ろう
ダンボールで自分だけのビー玉ゲームを作ろう

ビー玉はどこからどこへ転がっていくか、坂が急な場所はどうすればスピードが出ないようになるのか、段ボールとビー玉を使ってさまざまなパターンで実験してましょう。

  1. 段ボールに洗濯バサミを交互ジグザグに挟みます。
  2. 段ボールを斜めにして、ビー玉を落とします。
  3. ビー玉がダンボールの上をちゃんところがるように、洗濯バサミの場所や向きを調整していきます。
注意事項

こぼれおちたビー玉は、誰かが踏まないように、その都度ひろいにいくようにしましょう。のを使用しましょう。

準備物
  • 細長い段ボール
    (4cm〜6cm×30cm 以上のもの)
  • 洗濯バサミ 15〜20 個程度
  • ビー玉
  • 洗濯バサミの数や段ボールのサイズを変える
  • 段ボールを複数つなげて曲がったコースを作る
子どもに投げかける質問
  • 段ボールの坂をゆるやかにしたり急にしたりすると、ビー玉の転がり方はどうなるかな?
  • 洗濯バサミはなんでななめにしてはさむんだろう?
子どもの予測される行動・質問
  • ゴールにコップを置いてビー玉が入るようにする。

ビー玉は高いところから低いところに転がるよ。途中にじゃまをするものがあると、ぶつかってとまってしまうね。ぶつかっても低いところに転がれる坂があれば、ビー玉は向きを変えて転がっていくよ。

坂道でベビーカーから手を離すと勝手に転がっていって危ないね。急な坂だとベビーカーはいきおいよく進んでしまうね。ゆるやかな坂だとゆっくり進むから大丈夫。ビー玉もこれと同じだね。

実際に社会で使用されているもの

人と自転車が通る歩道では、自転車がスピードを出しすぎないように互い違いに柵をつけているところがある。坂が急な場所では、道をジグザグにして、スピードが出すぎないようにしていることもあるよ。

アクティビティリスト

所要時間

20 分 〜

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身につくスキル

  • デザイン
  • 観察力

難易度

アニメーションの最初の一歩 ソーマトロープを作ろう
アニメーションの最初の一歩 ソーマトロープを作ろう

アニメは止まった絵からできているのを知っていましたか?絵が早く切り変わると、人の目や頭のはたらきが関係して前の絵と次の絵が混ざって見えるんです。これを利用してアニメーションを作ってみましょう。

  1. 厚紙にコップのふちなどを使って同じ大きさの丸を3つ描き、切り取ります。
  2. 丸い厚紙に、それぞれ絵をかきます。二つ合わせた時に一つの絵になるようなものを考えてみましょう。
  3. 片方の厚紙の裏に、セロハンテープを使ってストローを貼りつけます。
    (強度と安全性のバランスを考えると、紙ストローがおすすめです)
  4. のりを使って、3枚の厚紙を裏面同士でのりで貼り合わせます。
  5. のりが固まれば完成です!両手をすり合わせるようにして、ストローを回すと絵が合体して見えます。
注意事項

先のとがった竹串を使います。

準備物
  • 厚紙
  • 紙ストロー(竹串)
    (プラスチックストロー、または丸ばしでもよい)
  • セロハンテープ
  • 濃い色のペン
  • ハサミ
  • のり
  • 2 枚以上の絵を組み合わせたものを作ってみる
  • 紙の枚数を増やし、アニメーションを作ってみる
子どもに投げかける質問
  • 回すスピードを変えると、見え方はどう変わるかな?
子どもの予測される行動・質問
  • いつも見るアニメは、もっとうごいているよ。

絵がはやくきりかわると、前の絵と次の絵がどっちも見えるね。次の絵だけが見えるはずなのに、前の絵も残っていることを「残像(ざんぞう)」と言うよ。これには、人の目や頭のはたらきが関係しているんだ。絵がはやくきりかわると、前の絵と次の絵が頭の中で混ざって、人には両方がそこにあるように見えてしまうんだ。

実際に社会で使用されているもの

テレビアニメも、止まった絵からできている。少しずつちがう絵を次々に切り替えることで、動いてるように見せているよ。

アクティビティリスト

所要時間

30 分 〜

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  • 工学 - Engineering -
  • 科学 - Science -
  • 芸術 - Arts -

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  • デザイン
  • 巧緻性

難易度

たおれないおもちゃを作ろう!
たおれないおもちゃを作ろう!

橋やタワーなどは、風や地震、車や人の動きで揺れても同じように元の場所に戻ってくる形になっています。段ボールや竹串などの身近にある材料を使って、どんな形が安定するか実験してみましょう。

  1. ダンボールをハート・シュリケン・星など先のとがった形に切ります
  2. ダンボールの表面だけにななめに1 センチほどの切り込みを入れ、その切り込みからダンボールの側面まで竹串を通します
  3. 粘土を丸めてボールを二つ作り、竹串の下側の端につけます
  4. 画用紙を好きな形に切って、粘土と反対の端につけます
  5. 竹串の位置を調整し、ペットボトルの上や指先にとがった場所だけで立つようにします
注意事項

竹串の先はとがっています。目や皮膚などに刺さらないよう、注意しましょう。

準備物
  • ダンボール
  • 竹串
  • 粘土
  • 画用紙
  • のり
  • ハサミ(カッター)
  • カラーペンや絵の具など
  • (ペットボトル)
  • 左右のおもりの重さをバラバラにしてみる
  • ダンボールの形を変えてみる
子どもに投げかける質問
  • いろいろな方向からダンボールを少し押してみよう。どんなふうに動くかな?
  • 竹串の位置をずらすとど
子どもの予測される行動・質問
  • ダンボールを強く押してみる。揺さぶる。
  • ダンボールを回してみる

少し押しても、ゆらゆらと揺れて、もとの場所にもどってくるね。これはちょっとずれても戻ってきやすい、「安定」な形だね。竹串を上にずらし過ぎると、揺らした時に戻ってこなくなるね。安定なのか不安定なのかは、形によって大きく変わったね。

実際に社会で使用されているもの

橋、塔(タワー)などは、風や地震、車や人の動きで揺れても、同じように元の場所に戻ってくる形にしているので、たおれたりこわれたりしにくいんだ。

アクティビティリスト

所要時間

20 分 〜

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  • 芸術 - Arts -

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  • デザイン
  • 巧緻性
  • 観察力

難易度

ひっくり返して楽しい「びっくりボトル」を作ろう!
ひっくり返して楽しい「びっくりボトル」を作ろう!

ひっくり返すと絵が飛び出てくるびっくりボトルは、水と中に入れるものの重さの違いを利用してできています。水と比べて重いもの、軽いものには何があるか考えて試してみましょう。

  1. 発泡スチロールトレーにガラス瓶の口径より小さいサイズで好きな絵を油性ペンで描き、はさみで切り抜きます。
  2. 5cm 程度にタコ糸を切り、両はしをガラスびんのふたと切り抜いたトレーにセロハンテープで貼り付けます。
  3. ガラスびんいっぱいに水を入れます。かざりとビーズやラメなど、好きなものを入 れましょう。
  4. ガラスびんのふたをしっかり閉めます。
  5. この状態ではただの水の入ったビンですが、ひっくり返すと絵が飛び出します。
注意事項

ガラス瓶を落として割らないように注意しましょう。ふたつきのプラコップでも代用できます。また、フタをしっかり閉めないと水が漏れだすので注意しましょう。持ち帰って保管する場合は、腐らないように、数日に一度、水を入れ替えましょう。かたいものを入れて振るとビンが割れることがあるので注意しましょう。

準備物
  • ガラスびん
  • 発泡スチロールトレー
  • セロハンテープ
  • はさみ
  • 油性ペン
  • タコ糸
  • かざり(ビーズ、ラメなど)
  • 中に入れる飾りや、液体の種類を変えてみる
  • 発泡スチロール以外の素材でもできるか試してみる
  • 葉っぱ、花びらなど、身近な自然のものを追加してみる
子どもに投げかける質問
  • なぜビンをひっくり返したら絵が現れたのかな?
  • ビンをひっくり返した時に、水面に向かって
  • 動くものと底に向かって動くものは、何が違うのかな?
子どもの予測される行動・質問
  • 繰り返しひっくり返して、様子を観察する
  • 細長い容器でゆっくり上がっていくのを楽しむ

水より軽いものは浮かんで、水より重いものは沈むよ。ラメなどは持っても重くないけど、同じ(大きさ)かさの水と比べてみると、水よりは重いんだ。ビート板などは、大きくて重いように見えても、同じ(大きさ)かさの水より軽いので、プールに浮かぶね。

実際に社会で使用されているもの

浮き輪はしぼんでいると沈むけど、空気をたっぷり入れると水の上に浮かぶね。これは、空気で膨らませることで、同じかさで比べた時の重さが水より軽くなからだよ。

アクティビティリスト

所要時間

20〜 分 〜

カテゴリー

  • 工学 - Engineering -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • デザイン
  • 巧緻性
  • 課題解決

難易度

つまようじとお菓子でいろんな形を作ってみよう!
つまようじとお菓子でいろんな形を作ってみよう!

少ない材料でも、アイデアと想像しだいで無限に楽しめるアクティビティです。つまようじが辺、お菓子が頂点の役割をしてさまざまな平面や立体をつくりだしていきましょう。

  1. つまようじをマシュマロなどにさしてつなげ、好きな形を作ります。
注意事項

●つまようじの先はとがっています。目や皮膚にささらないよう注意しましょう。●使用したマシュマロやグミは、絶対に食べないでください。●衛生面や安全に配慮して取り組ませるようにしてください。

準備物
  • つまようじ
  • つまようじをくっつけるもの(小さいマシュマロ、グミ、ぶどうなど)
  • 同じ形の面だけで作れる立体を作ってみる
  • 観覧車など、動かせる仕掛けのあるものを作る
  • 違う長さの竹串も混ぜて作ってみる
子どもに投げかける質問
  • テントやおうちみたいに、上へのばすことはできるかな?
  • 倒れやすい形と倒れにくい形の違いは何かな?
  • どんな形にするとグラグラしないかな?( 足は3 本が最も安定し、4本以上だとグラグラすることがある)
  • 倒れやすいおき方と倒れにくいおき方の違いは何かな?
子どもの予測される行動・質問
  • 作ったものが立たない(立てたいけれど平面になる)
  • つまようじのささりが甘く、すぐ引っこ抜ける。ぐらぐらする。
実際に社会で使用されているもの

鉄骨や木の柱などでできた建物のほねぐみや、ジャングルジムのような構造も棒の組み合わせでできているね。

【監修協力:昭和女子大学人間社会学部初等教育学科教授  白數哲久氏】