アクティビティリスト
何かを行うとき、私たちは何気なく行う手順を考え、どれぐらい動作をくりかえるかなども考えます。同じことを他の人やロボットにやってもらうためには、どうすれば良いのか伝えるための論理的な思考を身につけていきましょう。
- マスになる四角を書いてつなげて地図をつくります。
- 四角の数は4×4、6×7などやりやすそうな数で大丈夫です。
- 好きな場所の四角に、お店や信号、道路工事などを書き込みます。
- スタートとゴールの位置を決め、スタートにコマを置きます。
- スタート前に、プログラマー役とロボット役を決めます。
- プログラマー役はロボット役に指示を出します。
- 例1:「左に1つ進む。次に前に1つ進むをくりかえしながら進みます」と、指示を出します。
- 例2:「花屋さんに寄ってからゴールに行きます」と、指示を出します。
- 前後左右の進行方向が人によって違うと、うまく進められないことがあります。
- そんな時はどうしたら解決できるでしょうか。話し合いましょう。
注意事項
碁盤の目のような地図をつくり、いろいろな店や信号、道路工事などを描く活動から始めるのはどうでしょう。
準備物
- 大きな紙(A3 以上だとやりやすい)
- ペンなどの描くもの
- コマに使うもの(おもちゃ、フィギュアなど)
- 一番少ない指示や、一番短い距離でゴールにたどり着く方法を考える
- もっと広い地図でやってみよう
- 途中で「〇〇」によってからゴールにたどり着くようにしてみよう
子どもに投げかける質問
- 何回かやってもゴールまで辿り着けないときは、2人でいっしょに コマを進めてみましょう。
- どんなときに同じ動きをしているかな?
- うまくいかなかったところは、どうしてうまくいかなかったのかな?
- どうしたら解決できそうかな?
- 同じ動きをする部分を書き換えると、どんないいことがあるかな?
子どもの予測される行動・質問
- 右や左、歩数の数字を間違えて辿り着かない
何かを行うとき、私たちは何気なく行う手順を考えています。また、どれぐらいするかも考えます。同じことを他の人にやってもらうためには、どのように行うのかきちんと伝えなくてはなりませんが、情報が多いと伝えにくくなります。できるだけ簡潔に、そして正確に伝えるときに、論理的な思考が必要になります。
実際に社会で使用されているもの
カーナビなどのナビゲーション機器の指示。