アクティビティリスト

宝の地図で宝探しをしよう
宝物を隠したときに、どのように行き方を説明するとちゃんと宝物にたどり着けるでしょうか。人によって感じ方は様々。誰が見ても宝物にたどりつけるようにするにはどのような工夫が必要か考えていきます。
- 宝物を隠す側と探す側に分かれます。
- 隠す側は部屋のどこかに宝物をかくし、スタート位置から宝物までの行き方を紙に書きます(「10 歩大股でまっすぐ歩く」、「右に曲がる」など)
- 探す側は紙を見て、スタート位置から宝物がある地点まで向かいます。
隠す側は、その様子をドキドキしながら見守りましょう。 - 探す側が宝物を見つけられたら成功です!見つけられなかったら、隠す側はもう一度指示を書き直します。
注意事項
歩くときは前を見て歩きましょう。地図を読みながら歩くと、他の人や壁にぶつかる危険があります。
準備物
- 宝物(おもちゃ、お菓子などなんでもOK)
- 紙
- ペン
- 宝物の隠し場所以外に、通らなければいけないチェックポイントを作る
- 宝物を増やす
- 目標物への指示を出す
- 時計の針の方向で指示を出す(例:10 時の方向にへ行く)
子どもに投げかける質問
- どうやって行き方が書かれていると、ちゃんと宝物にたどり着けるかな?
- (どうしても上手くいかない時に)隠す人と探す人で、いっしょに歩いてみよう。歩幅は違わないかな?
子どもの予測される行動・質問
- 紙に書いていない行動をする
- 紙を無視して行動する
探す人と隠す人で、歩幅などが少し違うね。
人によって感じ方はいろいろ違うから、宝の地図だけではなかなか見つけづらいんだ。
実際に社会で使用されているもの
カーナビも、ゴールへの行き方を一つずつ教えてくれるね。カーナビは「200メートル進んで右に曲がる」のように人によって長さが変わらない言い方で距離を教えるから、誰でも目的地に行けるよ。