アクティビティリスト
実際の社会では、自転車やオートバイのタイヤなど回ることで姿勢を保っているものがたくさんあります。コマはどうしたら綺麗に周るか、安定した軌道を描くか、どのような軌道パターンがあるか観察してみましょう。
- CD の穴にマーカーを通し、ねんどで固定します。できるだけなめらかな形にしよう。
- 大きな紙を机にテープではりつけ、うごかないようにします。マーカーのキャップを外して下にして、紙の上でこまをまわしてみます。
- 両手ではさんで片方の手を前に反対側の手を手前にすべらせるようにすると回しやすいよ。
注意事項
繰り返し行うとマーカーペンのペン先が悪くなります。ご了承ください。
準備物
- いらないCDやDVD
- マーカーペン
- 大きな紙
- あぶらねんど
- CD を固定する位置を変える
- CD に重りをつける
- CD 以外のものでこまをつくる(より直径の大きい厚紙など)
- CD の枚数を変える
- ペンの長さを変える
子どもに投げかける質問
- こまの軌道には、何かパターンがあるかな?
- こまの形や回し方と出来上がる軌道に、何かルールはあるかな?(良く回るように上手に作れば、あまり動きません)
- 紙に残ったペンのあとは、どんな形になったかな?
- コマを回す方向を変えたら、なにか変わるかな?
子どもの予測される行動・質問
- CD に油性マジックで色を付けたりシールを貼ったりして回った時の見え方を楽しむ。
CD は機械の中で回るので、回りやすいように、丸くて平らに作られている。だからコマにしてもよくまわるんだ。CD を上から見ると、中心に穴があるのが分かるね。ここにマーカーペンをまっすぐにつけるとコマはあばれずにきれいに回るので、ペンの模様は小さくなるよ。ペンがまっすぐに取り付けらていないと、コマは暴れるので、模様が広がるよ。
実際に社会で使用されているもの
人工衛星やカーナビのジャイロは回ることで姿勢を保っているものがあるよ。地球も似ているね。自転車やオートバイは止まっていると倒れるけど、走っていると倒れにくい。これも自転車やオートバイのタイヤがコマの役割をしているからだね。