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絵がひっくり返る!消える!魔法のコップ
絵がひっくり返る!消える!魔法のコップ

描いた絵が見えなくなったり、ひっくり返ったりする魔法のコップ。一体何が起こっているのでしょう。見え方の違いには光の進み方の違いが影響しています。

  1. 紙に好きな絵を描きます。
  2. コップのはばの半分くらいの大きさで描きます。
  3. 水を入れたコップの後ろに紙を置いてみます。
  4. 紙の位置や見る位置、水の量によってどう見え方が変わるか調べます。
注意事項

ガラスの容器は割れると危険です。落として割れないように、安定した台や机の上で実験しましょう。

準備物
  • プラスチックまたはガラスの透明なコップ
    (円筒形で表面が平滑で装飾のないもの。大きすぎないもの)
  • ペン
  • 他の形の入れ物でやったらどうなるかな?
  • 筒形の500mL ペットボトルを目に当てて鏡を見てみると目が大きくなって見える
  • スプーンの裏と表では自分の顔の写り方が違う。自分が大きく見えるのはどっち?
  • 逆さに見えるのはどうやった時?
子どもに投げかける質問
  • 描いた絵が見えなくなるところを探してみよう
  • 描いた絵が2つ見えるところを探してみよう
  • コップを動かしてみよう。反対から絵が出てくるところがあるよ
子どもの予測される行動・質問
  • コップ越しに人を見てあそぶ
  • コップの中に紙を入れる

お風呂にはいったときなど、水の中に入れている手は、いつも見る手の形とは少し違うね。ばしゃばしゃと波を立てると、手の形がぐにゃぐにゃになる。水の向こうにある物の形は、ゆがんでみえるね。水も空気も、どちらも透明で見えないけれども、光のすすみ方は違うんだ。

実際に社会で使用されているもの

【監修協力:昭和女子大学人間社会学部初等教育学科教授  白數哲久氏】