SPARK!

アクティビティリスト

所要時間

30 分 〜

カテゴリー

  • 科学 - Science -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • 想像力
  • 色彩感覚
  • 表現力

難易度

かくれた絵を見つけよう!
かくれた絵を見つけよう!

水を使ったアート活動です。必要な道具は水、スティックのり、クレヨンなどです。画用紙にスティックのりとその上にクレヨンで絵を描きます。水を張った容器に画用紙を浸し、しばらく待ったのちに筆でそっとこすると・・・不思議なことに絵が浮かび上がってきます。
のりの成分のデンプンが、水に溶けるという性質を活用したマジックのような絵を描くアクティビティです。

    *画用紙のサイズは、のりや容器の大きさを確認し、決定してください。
  1. 画用紙にスティックのりで絵を描き、よく乾かします。乾くと、触り心地が変わります
  2. よく乾いたら、画用紙全体をクレヨンで塗ります(絵や模様を描いても良いです)
  3. 水を入れた容器に画用紙を1枚ずつ入れて、3分ほどそのまま浸します(紙と紙の間に少しでも水があれば、重なっていても問題はありません)
  4. 水の中に入れたまま、画用紙の表面をそっと筆でこすると、絵が浮かび上がってきます
  5. 画用紙がある程度乾いたら、お互いにどんな絵が浮かび上がってきたか発表し合います
注意事項

●水を入れた容器をひっくり返さないように注意しましょう●万が一のため、濡れてもよい服で取り組みましょう●待ち時間を要するアクティビティです●絵が浮かび上がってから完全に乾くまで、少なくとも10分は必要です●事前にのりで描いて乾燥させたものを準備しておくと、子どもたちの待ち時間(3~5分)にそれを使うことができ、アクティビティへの集中を維持させられるかもしれません

準備物
  • トレイもしくはバットなどの容器(画用紙が浸る程度のもの)
  • スティックのり (Pitよりもアラビックがおすすめ)
  • 画用紙(ピンク、オレンジ、白、黒などおすすめ/淡い色は、のりで描くときにわかりにくいためおすすめしない)
  • 筆(太いものがおすすめ)
  • クレヨン
  • 画用紙に秘密のメッセージや絵を描いて乾かした後、クレヨンでその上から塗り隠す。これを友達や家族に渡し、どうやってメッセージや絵が浮かび上がるかを教えると、驚きのサプライズカードが作れる
  • のりの種類や紙の素材を変えてみる(乾燥時間が長時間必要なため液状のりは推奨しません。)
  • クレヨンを絵の具など他の画材に変えてみる
子どもに投げかける質問
  • どうして、この部分のクレヨンだけ剥がれたと思う?
  • クレヨンを塗るとき、強く塗った部分と弱く塗った部分で違いはあるかな?
  • 違う色のクレヨンだと、何か変わるかな?
  • 他の種類の紙だと、どうなるかな?
子どもの予測される行動・質問
  • 水をひっくり返してしまう
  • 水で濡れてしまう

よく乾かしたスティックのりの上からクレヨンを塗ると、クレヨンと画用紙が直接ふれていない部分ができます。スティックのりは完全に乾く前は水に少しずつ溶けていきます。
スティックのりが水に溶ける時に、上にのっていたクレヨンも一緒に剥がれていくので、画用紙の白い部分が現れるのです。

また、紙の表面には非常に小さな溝があり、ザラザラしています。その溝部分にクレヨンが入り込み、紙と密着して引っかかることで、紙に付いたクレヨンは剥ぎ取れません。

実際に社会で使用されているもの

水に溶ける接着剤やのりは、梱包や文具、医療用などの分野で広く使用されています。例えば、封筒のフラップ部分などに利用されており、濡れて柔らかくなり、その後乾燥するとくっつきます。このアクティビティではスティックのりの水に溶ける性質が活用されています。

【監修協力:昭和女子大学人間社会学部初等教育学科教授  白數哲久氏】

アクティビティリスト

所要時間

30 分 〜

カテゴリー

  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • お話作り
  • 想像力
  • 表現力
  • 観察力

難易度

お話づくり
お話づくり

絵カードを選び、自分でオリジナルのお話を作るアクティビティです。完成したお話をグループで発表したり、自分たちで絵カードを作成して新しいお話も作ります。創造力や表現力を高めるとともに、グループでの発表を通じてコミュニケーション力も養っていきましょう。

  1. 絵カードをランダムに3枚(4枚)を選びます
  2. 選んだカードを使用して、「喜び→悲しみ→喜び」の順番にカードを並べて自分だけのストーリーを作ります
  3. 作ったストーリーをグループで発表します
  4. 自分たちで絵カードを作り、そのカードを使って、ストーリーを作ります
注意事項

●聞いた人が不快な気持ちになるような話にはならないように注意しましょう。

準備物
  • 紙(A4用紙、画用紙など)
  • ペン、クレヨンなど
  • ワークシート(絵カード)20枚で1セット
  • 4枚のカードを使用し、起承転結の話を考える
子どもに投げかける質問
  • このキャラクターは、どんな冒険をするのかな?
  • このあと、何が起こるだろう?
子どもの予測される行動・質問

お話作りは、提示された絵を元に、「創作する力」を身に着けるアクティビティです。経験したことや知っていることを思い出し、それらと重ね合わせてお話を創ります。
人とコミュニケーションをとるためには、状況を伝えることや、表現力、想像力が必要になります。

実際に社会で使用されているもの

喜びや悲しみという結果につながる原因を考えることと、それらをカードで順序立ててつなげる活動を通して、プログラミング的な思考と創造力を養います。

【監修協力:昭和女子大学人間社会学部初等教育学科教授  白數哲久氏】