アクティビティリスト
所要時間
20~ 分 〜
カテゴリー
- 工学 - Engineering -
- 数学 - Mathematics -
- 科学 - Science -
身につくスキル
- 創造性
- 巧緻性
- 感覚の発達
- 音の伝わり方の理解
難易度
音の秘密を探ろう 〜いろんな音を響かせよう〜
弦楽器や、メガホンは音をどうやって大きく響かせているのでしょうか。音がどのように響いているのか、アクティビティで使用する材料の役割を理解し、音の秘密を考えていきましょう。
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事前準備:紙コップの底より小さい厚紙片の作成と、タコ糸を一人分ずつ分けておいてください。
- 紙コップの底に小さな穴を開けます。(もしくは、事前に先生が開けておきます)
- タコ糸を穴に通し、厚紙片にタコ糸を巻き付け、留め具のように引っ掛けます。
- タコ糸の反対側をスプーンに巻きつけます。(スプーンを巻き付けたときに、スプーンが水平になるように結びつけの位置を調整します)
- 身の回りにあるものにスプーンを当てて、音をききます。音の違いを比べてみます。
注意事項
●竹串の先で怪我をしないように気をつけましょう。●紐を扱う際の安全に注意しましょう。 ●音を聞くとき、紙コップは下を向けましょう。紙コップが上を向いていると、タコ糸に指がかかったり、糸が紙コップの淵に当たり音が正しく聞こえないことがあります。
準備物
- 紙コップ
- 調理用たこ糸(60cm程度)
- 竹串(またはキリなどの穴を開けるもの)
- 厚紙片(留め具用)
- ハサミ
- 金属のスプーン
- 応用編:少し濡らしたタオル
- 紐の長さを変えたり、異なる材質の紐(刺繍糸やひも、ロープなど)を使ってみる
- 糸を弾いて音を聞いてみる
- 異なる素材のスプーンを使ってみる
- 濡らしたタオルで糸を擦ってみる
- 年少児童の活動:紙コップに絵を描いてみる
子どもに投げかける質問
- 音はどうやって伝わるの?
- 紐の長さが違うとどうなる?
- ものによって音の違いはあるかな?
- 擦り方や弾き方で音が変わるね。
- どこで音が生まれて、どこで響いているかな?
子どもの予測される行動・質問
- スプーンを振り回してしまう
- 紙コップじゃないもので作るとどうなるの?
タコ糸を通して振動が伝わり、音が聞こえます。
また、スプーンの丸みが音を響かせています。糸が音を伝達する役割を持たせ、紙コップが音を響かせる役割を持っています。
実際に社会で使用されているもの
弦楽器では、弦の種類や押さえ方を変えるといろんな音を出すことができます。
メガホンのような拡声器は、音を反響させて増幅させることで音が大きく聴こえるようになります。