SPARK!

アクティビティリスト

所要時間

30~ 分 〜

カテゴリー

  • 科学 - Science -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • 創造力
  • 協調性
  • 想像力

難易度

自分だけの音を作ろう
自分だけの音を作ろう

筒状に丸めた紙や紙コップの中に様々なものを入れて、傾けたり振ることで、音を作り出します。音を鳴らして、各自の楽器の中の中身を当てるアクティビティです。
楽器を作る前に、カップの中に入れる材料をみんなでみたり、触ったり、音の想像をしてみましょう。

    事前準備:カレンダーなどの厚紙で細長い紙を切り出しておきます(15×40センチ程度)
  1. 中に入れる材料を児童たちと確認します。
  2. 細長い紙の白い面が外側になるように1〜2cm程のどんぐりや鈴をランダムにはりつけ、 筒状に丸めて輪ゴムやテープなどでとめ、片端をテープでしっかり留めます。
  3. 各自、それぞれの筒の中に好きな材料を入れます。
  4. 材料を入れたら、筒の端を2回ほど折り閉じます。(中身を変更したり追加したりするので、片方はテープ留めをしていません)
  5. それぞれの完成した筒状の楽器を耳元で傾けて、どんな音がするのか聞きます。
  6. お互いに鳴らし合いっこをして、楽器の中身が何かを当てます。
注意事項

●小さな材料の誤飲に注意してください。●勢いよく振ると中身が飛び出す場合があります。

準備物
  • 細長い紙(カレンダーなどの少し厚紙 15×40センチ程度)
  • ハサミ
  • 厚みのある両面テープ
  • 1〜2cm程の大きさのどんぐりやなど
  • マスキングテープまたはセロハンテープ
  • 中に入れる材料 (乾燥した豆や米、貝殻、プラスチックビーズなど)
  • 輪ゴム
  • 紙コップ (あれば)
  • 友達同士で交換して、中身を当ててみる
  • 音楽や歌に合わせて演奏してみる
  • カップの中身を複数種類を入れて、中身がわかるかクイズにしてみる
  • テーマを決めて、その音を創り出してみる
  • 作った楽器の外側に絵を描いてみる
  • 紙コップ編:厚紙が不足したり、年少児童が作る場合は、紙コップなどでも代用できる
  • 年少児童の活動:紙コップで作ってみる。カップに絵を描いてみる。準備したカップの中身をそれぞれ描いてみる。
子どもに投げかける質問
  • これは、どんな音がすると思う?
  • これは、何が入っている音だろう?
  • 傾ける速さによって音の違いはあるかな?
子どもの予測される行動・質問
  • 振りすぎてつなぎ目のテープ箇所を壊してしまう
  • 勢いよく振って、中身が飛び出してくる

カップ内に材料を入れて振ると、小さな物の振動から大きな音(空気の振動)をつくります。ものにはそれぞれの音色があります。いろんなものがぶつかり合ってそれぞれの音色を出し、紙を伝って聞こえてきます。

実際に社会で使用されているもの

マラカスなどの楽器も同じ原理です。世界の他の地域にある似た楽器を探してみましょう。

【監修協力:昭和女子大学人間社会学部初等教育学科教授  白數哲久氏】