アクティビティリスト
カップチャレンジ!
タワーの重心が低いほど、タワーは安定します。これは、重心が低いとタワーの重さが中心に近く、低い位置に集中しているからです。高いタワーを作るにはどのような工夫が必要か考えながら、タワー作りにチャレンジしてみましょう。
- 平らなスペースに集まった子どもたちにコップを配ります。
- タワーの設計をグループで話し合い、どのように構築するか計画を立てます。
- コップを積み重ねてタワーを立てます。
- タワーが完成したら、その高さを測り、他のグループと比較します。
- 崩れた場合は、何が原因だったかを考え、再度チャレンジします。
注意事項
●壊れにくい安全なカップを使用してください。 ●タワーが崩れる可能性があるので、周囲に十分なスペースを確保し、他の子どもたちが近くにいないようにしてください。
準備物
- できるだけたくさんのプラスチック製または紙製のコップ
- 計測用の定規またはメジャーテープ(あれば)
- 飾りになるもの (あれば)
- はさみ
- 平面的や立体的な安定を考えて、タワーを作ってみる。
- タワーのデザインを描いてから建てる。(図面を元に建設する実践になる)
- 最初は広いベースから始め、徐々に上部を細くしていく。
- 時間制限や使えるコップの数を決めたり、テーマを決めてチャレンジしながら作ってみる。
- はさみを使って安定性を向上させて作ってみる。
- 異なる大きさや形のコップを使って、タワーのデザインを変えてみる。
- 年少児童の活動:コップを積み重ねる基本的な活動に参加できる。
子どもに投げかける質問
- タワーが崩れやすくなるのはどんな時だろう?
- タワーをより高くするにはどうしたらいいだろう?
- グループで作業する際に大切だったことは何だろう?
- なぜタワーのベースは広くする必要があると思う?
子どもの予測される行動・質問
- うまくコップを乗せられず、高く積むことができない
- 自分や友達のタワーを壊してしまう
タワーの重心が低いほど、タワーは安定します。重心が低いとは、タワーの重さが中心に近く、低い位置に集中していることを意味します。また、タワーのベースが広いほど、より多くの重さを支えることができ、タワーは安定します。ベースが狭いと、タワーは倒れやすくなります。
実際に社会で使用されているもの
●建築と土木工学では、このような原理が建物や橋の設計に使われています。●空間認識と構造物の安定性は、日常生活での物の配置や積み重ねにも役立ちます。