SPARK!

アクティビティリスト

所要時間

30 分 〜

カテゴリー

  • 工学 - Engineering -
  • 技術 - Technology -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • 創造力
  • 空間認識能力
  • 観察力

難易度

動物体験!?シマウマになってみよう!
動物体験!?シマウマになってみよう!

帽子やミラーシートなどを使って、人間と動物の目や耳の位置、大きさの違いについて考えるアクティビティです。自分たちと動物の目や耳の位置を比較し、擬似的な動物体験を行います。人間と動物の見える範囲の違いを学び、他の動物たちの生態系についても考えていきましょう。

    ミラーシートの角を全て丸く切り落とす作業は、先生が事前に準備しておいても、子どもたちと一緒に行っても良いです。
  1. ミラーシートを縦長に切ります。2枚用意します
  2. 2枚のミラーシートの角は全て丸く切り落とします
  3. 帽子にセロハンテープと洗濯バサミを使って、ミラーシートが外れないようにくっつけます
  4. 帽子をかぶる前に、今の状態で見えている範囲を確認するために色々な場所に立ち確認し合います
  5. 帽子をかぶって周囲の見え方を観察します
  6. どの位置にミラーシートがあると後ろが見やすいか調整します
注意事項

●ミラーシートが目に入らないように気を付けましょう。

準備物
  • ハサミ
  • つばのある帽子
  • 洗濯バサミ
  • セロハンテープ
  • ミラーシート(15センチ✖️5センチ)
  • ダウンロードできるワークシート
  • 動物園に行って動物の顔を観察してみる
  • 図鑑などを使って色々な動物の目の位置がどこにあるか話し合ってみる
  • 動物は、視界が人間と違うことを考えてみる
  • ミラーシートの折り方を変える
  • ワークシートを参考に帽子に飾りの耳をつけてみる
  • 帽子をかぶる子と横や後ろに立つ子に分かれて、どこに立ったら見ることができるか、お互いに当てっこしてみる
子どもに投げかける質問
  • 動物はどのように周囲を見ているかな?
  • 後ろが見えるとどんな風かな?
  • 横に目がある動物は何がいるかな?
子どもの予測される行動・質問
  • ミラーシートで、目や顔を突いてしまう

人間と動物の目や耳の大きさや位置の違いは、それぞれの生活環境や生態に適応するための結果です。例えば、獲物を見つけたり敵を察知するために、狩りをする動物は広い視野と高い耳を持つことが多いです。一方、人間は物をつかんだり精密な作業を行うために前方に目を持ち、コミュニケーションのために耳が側面に位置していると考えられています。

実際に社会で使用されているもの

人間と動物の感覚系の機能の違いは、日常生活に様々な影響を与えています。例えば、猫や犬などの動物は、優れた聴覚を持っており、遠くの音や動きを感知する能力が高く、役立ちます。
一方、人間は色覚や立体視などの視覚機能が発達しており、美術やデザイン、運転などの日常生活において重要な役割を果たしています。

【監修協力:昭和女子大学人間社会学部初等教育学科教授  白數哲久氏】

アクティビティリスト

所要時間

20 分 〜

カテゴリー

  • 工学 - Engineering -
  • 技術 - Technology -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • デザイン
  • 創造力
  • 巧緻性
  • 想像力
  • 物質の変化の理解
  • 観察力

難易度

かさぶくろロケット
かさぶくろロケット

かさぶくろとマスキングテープなどを使用し、ロケットのようにかさぶくろを飛ばすことができます。子どもたちが思いおもいに取り組みながら自由に創作するアクティビティです。どうしたら遠くへ飛ばせるか、どうしたらまっすぐ飛ぶか試行錯誤しながら、その中で、空気抵抗や羽根の役割について理解を深めていきましょう。
材料を多めに用意しておいて、詳しく説明せず取り組むことを推奨します。

    飛ばす方向や場所を決めておきましょう。
  1. かさぶくろに空気を入れて膨らませて、袋の口をひねってマスキングテープで止め、好きな投げ方で飛ばしてみます
  2. かさぶくろが横向きと縦向きでは飛び方の違いがあること、袋を縦に投げることがなぜ良いのか話します
  3. 子どもたちのかさぶくろがどのように飛んでいるか、どうやったら長く遠くへ飛ぶかを話し合います
  4. ロケットの模型、絵本、写真などを見せながら、ロケットのように後ろに羽根が必要なことを話します
  5. ロケットの前方側に、マスキングテープを巻きつけて飛ばします
  6. バランスを保ち曲がらずに飛ぶために、羽根が必要なことを話します。 準備していた紙を使って、羽根をつけて飛ばします
  7. XXXXXXX
注意事項

人の顔に向けて飛ばさないようにしましょう。

準備物
  • かさぶくろ(ポリエチレン製)
  • マスキングテープ (取り外ししやすいのでセロハンテープよりもオススメ)
  • 折り紙・画用紙など (軽い紙)
  • ペン類 (傘のビニール袋に描けるペン)
  • シール(あれば)
  • 応用編:細長い風船(バルーンアート用の風船)
  • 画用紙などの紙類を使用して、羽根を作って貼りつけてみる
  • 空気の入れ具合を変えてみる
  • かさぶくろの長さを変えてみる
  • かさぶくろに、ペンやシールを使い、自分でデザインしてみる
  • 高く飛ばすゲーム、遠くまで飛ばすゲーム、距離を競う、的を作って点数を競うゲームをする
  • 細長い風船でもやってみる
  • 縦向きや横向き飛ばしを試す際に、空気抵抗の話をする
  • 空を飛ぶものは何かを考え、それをイメージして投げ方や羽の作り方のサポートにする
子どもに投げかける質問
  • 遠くに飛ばすには、どんな風に投げたら飛ぶかな?
  • かさぶくろのどこに、どんな大きさの羽根をつけたら飛ぶかな?
  • おもり(テープを巻きつける)をつけたらどうなるかな?
  • ロケットや飛行機はどんな形をしてるか知ってるかな?
  • 空を飛ぶものは何があるかな?〇〇をイメージして羽根を作ってみよう(飛行機・ロケット・鳥・虫などを)
  • 羽根をつけたものと羽根がないものだとどちらが飛ぶかな?
子どもの予測される行動・質問
  • 飛んできたかさぶくろロケットが顔や頭に当たってしまう
  • 空気を入れたかさぶくろで、友達や先生のことを突いたり、叩いたりしてしまう

かさぶくろを横向きには飛ばせないのは、空気抵抗が大きくなるからです。また羽根のある側が空気抵抗が大きくなるので、羽根が後ろになって飛びます。かさぶくろに空気を入れることで、袋の中の圧力が増し、棒のようにピンと張ります。
飛行中には、空気抵抗が重要な要素です。かさぶくろが空気中を移動する際には、空気抵抗が働きます。空気抵抗は、ビニール袋の形状や速度によって変化し、飛行中に進路を制御するための重要な要素となります。

実際に社会で使用されているもの

ロケットや飛行機は、細長い形状をしています。この形状は、重さや空気圧、風などの自然環境に対応するための設計です。かさぶくろを飛ばす際も同様で、細長い形状が飛行時の安定性を高め、遠くまっすぐ飛ぶのに役立ちます。
さらに、空気抵抗を減らすためにテープの配置や形状を工夫することで、飛行の安定性と遠距離飛行が実現します。この原理は、弓矢やダーツなどの道具でも使われていて、正確に的に当てるための基本的な設計になっています。


©️JAXA

【監修協力:昭和女子大学人間社会学部初等教育学科教授  白數哲久氏】

アクティビティリスト

所要時間

20~ 分 〜

カテゴリー

  • 科学 - Science -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • 創造力
  • 巧緻性
  • 想像力
  • 物質の変化の理解

難易度

キラキラ宇宙スライム
キラキラ宇宙スライム

感触遊びの中では特に人気のあるスライムを作るアクティビティです。そのやわらかくドロドロした不思議な感触に子供たちの興味を惹くでしょう。スライム状に物質が変化して行く工程を観察します。指先を使って、さまざまな形を作ったりその感触を楽しみましょう。

    事前準備:ホウ砂水溶液は先に先生が作っておき、子どもたちがホウ砂に触れる機会を極力減らしても良いかもしれません。
  1. 容器に水100mlと洗濯のり100mlを入れて混ぜます。
  2. よく混ざったら、食品着色料を適量入れて、色が均一になるように混ぜて、好きな色を付けます。
  3. さらに、キラキラ粉を加えて混ぜます。
  4. もう一つの容器にホウ砂5gと水50mlを入れてよく混ぜ溶かし、ホウ砂水溶液を作ります。
  5. ホウ砂水溶液を色をつけた容器に少しずつ加えながら混ぜ合わせます。全体が固まってきたら完成です。
注意事項

●スライムの材料は食べられないので、口に入れないように注意しましょう。 ●ホウ砂が目や口、傷口に入らないように注意しましょう。 ●スライムは服や髪、カーペットなどにもひっつきますので、作る際や遊ぶ際は場所を決めておきましょう。 ●ホウ砂を触った手で目や口元をこすらないこと、遊び終わったら必ず手を洗う事を子どもたちに伝えましょう。 ●ホウ砂水溶液は先に先生が作っておき、子どもたちがホウ砂に触れる機会を極力減らしても良いかもしれません。 ●汚れても良い服で行いましょう。

準備物
  • 異なる色やキラキラ粉の量を変えて、様々な宇宙スライムを作ってみる
  • 砂鉄、蛍光塗料、食紅などを混ぜてみる
  • <応用編スーパーボウルの作り方>
  • 1.容器にスライムを入れて食塩をかける
  • 2.少し置くと水分が出てくるので、水分を捨てる
  • 3.この手順を水分が出てこなくなるまで繰り返し、固まってきたら手でこねて丸める。
  • 年少児童の活動:混ぜる作業工程で、手先の動きや物質の変化を楽しむことが期待される。色をつけることで、視覚的な変化を楽しむ
  • 年中児童の活動:キラキラ粉を加えることで、スライムに新たな要素が加わり、触覚的な感覚を楽しむ。 ホウ砂水を作る工程では、物質の変化や混ざり具合を理解する手助けとなる
  • 年長児童の活動:ホウ砂水を徐々にスライムに加える工程で、全体がどのように変化するかを理解することが期待される。完成したスライムの触感や色、アイデアを共有することで、コミュニケーションと協力、また感性を向上させる
子どもに投げかける質問
  • 混ぜていくと、スライムがどのように変化するかな?
  • どんな色のスライムが作りたい?
  • キラキラ粉を入れるとどうなる?
  • 柔らかいスライムや硬いスライムが作れるかな?
子どもの予測される行動・質問
  • 食べそうになる
  • 髪の毛や服に、スライムが付いてしまう

スライムを作るためには、PVA(ポリビニルアルコール)入りの洗濯のりとホウ砂を混ぜ合わせます。これらの材料が混ざることで、それぞれがむすびつき鎖のような役割を果たします。具体的には、PVAは高分子と呼ばれ、何万個もの分子がつながっています。一方、ホウ砂はこれらの高分子同士を結びつけ、その間に水が入る隙間を作ります。この隙間に水が入り込むことで、なんとも言えない触感の物体、つまりスライムができあがります。つまり、PVAとホウ砂が組み合わさることで、水と一緒に形を変えるスライムができます。

実際に社会で使用されているもの

今回のアクティビティで作ったスライムを、ジッパーのふくろに入れて冷凍庫で凍らせると保冷剤になります。スライムはゲル(固体と液体の中間の物質形態)と呼ばれています。コンニャクは固いゲルです。

【監修協力:山形大学理学部理学科化学分野教授  栗山恭直氏】

アクティビティリスト

所要時間

30~ 分 〜

カテゴリー

  • 科学 - Science -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • 創造力
  • 協調性
  • 想像力

難易度

自分だけの音を作ろう
自分だけの音を作ろう

筒状に丸めた紙や紙コップの中に様々なものを入れて、傾けたり振ることで、音を作り出します。音を鳴らして、各自の楽器の中の中身を当てるアクティビティです。
楽器を作る前に、カップの中に入れる材料をみんなでみたり、触ったり、音の想像をしてみましょう。

    事前準備:カレンダーなどの厚紙で細長い紙を切り出しておきます(15×40センチ程度)
  1. 中に入れる材料を児童たちと確認します。
  2. 細長い紙の白い面が外側になるように1〜2cm程のどんぐりや鈴をランダムにはりつけ、 筒状に丸めて輪ゴムやテープなどでとめ、片端をテープでしっかり留めます。
  3. 各自、それぞれの筒の中に好きな材料を入れます。
  4. 材料を入れたら、筒の端を2回ほど折り閉じます。(中身を変更したり追加したりするので、片方はテープ留めをしていません)
  5. それぞれの完成した筒状の楽器を耳元で傾けて、どんな音がするのか聞きます。
  6. お互いに鳴らし合いっこをして、楽器の中身が何かを当てます。
注意事項

●小さな材料の誤飲に注意してください。●勢いよく振ると中身が飛び出す場合があります。

準備物
  • 細長い紙(カレンダーなどの少し厚紙 15×40センチ程度)
  • ハサミ
  • 厚みのある両面テープ
  • 1〜2cm程の大きさのどんぐりやなど
  • マスキングテープまたはセロハンテープ
  • 中に入れる材料 (乾燥した豆や米、貝殻、プラスチックビーズなど)
  • 輪ゴム
  • 紙コップ (あれば)
  • 友達同士で交換して、中身を当ててみる
  • 音楽や歌に合わせて演奏してみる
  • カップの中身を複数種類を入れて、中身がわかるかクイズにしてみる
  • テーマを決めて、その音を創り出してみる
  • 作った楽器の外側に絵を描いてみる
  • 紙コップ編:厚紙が不足したり、年少児童が作る場合は、紙コップなどでも代用できる
  • 年少児童の活動:紙コップで作ってみる。カップに絵を描いてみる。準備したカップの中身をそれぞれ描いてみる。
子どもに投げかける質問
  • これは、どんな音がすると思う?
  • これは、何が入っている音だろう?
  • 傾ける速さによって音の違いはあるかな?
子どもの予測される行動・質問
  • 振りすぎてつなぎ目のテープ箇所を壊してしまう
  • 勢いよく振って、中身が飛び出してくる

カップ内に材料を入れて振ると、小さな物の振動から大きな音(空気の振動)をつくります。ものにはそれぞれの音色があります。いろんなものがぶつかり合ってそれぞれの音色を出し、紙を伝って聞こえてきます。

実際に社会で使用されているもの

マラカスなどの楽器も同じ原理です。世界の他の地域にある似た楽器を探してみましょう。

【監修協力:昭和女子大学人間社会学部初等教育学科教授  白數哲久氏】

アクティビティリスト

所要時間

30~ 分 〜

カテゴリー

  • 科学 - Science -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • デザイン
  • 創造力
  • 幾何学図形の理解
  • 空間認識能力

難易度

回転させてオリジナル模様を作ろう!
回転させてオリジナル模様を作ろう!

1点を中心に180度回転させても元の図形と回転させた図形がぴったり重なる図形を点対称図形と言います。アルファベットの形を通して、見る角度を変えても同じように見える形があることを知りましょう。そして、花や葉っぱなど身近にあるものなどから点対称図形を探し、自分でも新しい模様を作ってみましょう。

    事前準備:アルファベットシートを必要枚数ダウンロードしておいてください。
  1. アルファベットシートの中から、逆さにしても同じ文字を探します。
  2. 7つのアルファベットを横向きに見ます。どのような形に見えるか話し合います。シートから、切り出しても良いです。
  3. 7つのアルファベットを横向きや逆さなど回転させます。「X」はどの向きでも「X」に見えることを話し合います。
  4. 身の回りで、回転させても同じ形に見えるものを教室内で探します。(手裏剣の形、雪の結晶の形、花の形など)
  5. 厚紙や画用紙などに好きな形を描きます。
  6. ハサミで切り抜き、プッシュピンを使って、紙の中央に切り出した図形を固定します。
  7. 図形の外枠をなぞり書きします。
  8. 同じ図形を回転させて、先ほどとは違う位置でなぞり書きをしたりします。
  9. 図形が描けたら、好きなように色をつけて形を飾ります。
注意事項

小さな材料の誤飲や、鋭利なものに注意しましょう。

準備物
  • 桜の花、四つ葉のクローバー、雪の結晶の形を作るには、どんな図形を描き、切り抜いたらよいか考えてみる
  • 1つの作品を描くのに、いくつかの図形を重ねて描いてみる
  • 異なる形の図形を作成し、対称性の違いを観察してみる
  • 図形を組み合わせて新しいパターンを作ってみる
  • 教室の外に桜の花、葉っぱ、四つ葉のクローバーなどを探検しに行ってみましょう!見つけたものを並べてみて、画用紙に貼ったりしてみよう。上から見ても、下から見ても同じ形だと気づくことができる
子どもに投げかける質問
  • 三角形がたくさん並ぶとどんな形になるかな?
  • 回転させても変わらない物は他に何があると思う?
  • 自分で考えた図形を組み合わせて、何か新しい形を作ってみよう。どんな形ができると思う?
子どもの予測される行動・質問
  • プッシュピンの先で怪我をしてしまう

よく知られている対称図形には線対称があります、これは、「鏡になっている」とか「2つ折りにすると重なる」図形です。一方、今回扱うのは点対称図形や回転対称性のある図形で、必ずしも2つ折りにしても重ならないものもあります。「S」の形は点対称図形ですが、2つ折りにしても重なりません。これらの関係は下記のベン図に整理できます。梅の花は、線対称図形ですが、ひっくり返すと違う形になるので、点対称図形とは言いませんが、回転対称性があると言います。

実際に社会で使用されているもの

手裏剣、扇風機、風車など回転するもので、回転対称性があるものを探すことができそうです。トモエソウという花の花びらも、同じようにカーブしていて美しいです。

【監修協力: 昭和女子大学人間社会学部初等教育学科教授 白數 哲久氏】

アクティビティリスト

所要時間

20 分 〜

カテゴリー

  • 数学 - Mathematics -
  • 科学 - Science -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • 創造力
  • 巧緻性
  • 色彩感覚

難易度

ビー玉で作る自分だけの銀河世界!
ビー玉で作る自分だけの銀河世界!

球が回転することで絵の具が紙上で広がり、ユニークな模様が生まれます。さまざまな色やビー玉の回転を試しながら、自分だけの銀河を作ってみましょう。

  1. 紙皿を用意します。
  2. 紙皿に絵の具(一色)をつけます。
  3. 出した絵の具の上にスポイトで1滴だけ水を落とします。
  4. 紙皿を傾けてビー玉を転がし、紙の上で絵の具を広げます。
  5. 応用編として、紙皿に絵の具(2色)をつけます。
  6. 皿や箱を傾けてビー玉を転がし、紙の上で絵の具を広げます。
  7. 絵の具を増やしたり、ビー玉の転がし方を変えたりしてみます。
注意事項

●絵の具が飛び散る可能性があるので、作業スペースを保護してください。 ●ビー玉が転がり落ちてしまいそうな時は、ラップをかけてみましょう。 ●ビー玉の誤飲に注意してください。

準備物
  • チューブ式の水性絵の具(様々な色)
  • 深めの紙皿
  • ビー玉(できれば透明がオススメ)
  • スポイト
  • 食品ラップフィルム(できれば紙皿の直径よりも大きいもの)
  • セロハンテープ
  • 色の種類やビー玉の数を変えてみる。
  • 台にする紙の色を変えてみる。
  • 水を落とす量を変えてみる。
子どもに投げかける質問
  • ビー玉を動かすと、絵の具はどうなる?
  • 破線(- - - )で絵の具がついてる場所はあるかな? (絵の具をつけたところから真っ直ぐ転がった時だけ破線がつきます)
  • 色が組み合わせると何になるかな?
  • どんな色の組み合わせが好き?
  • 絵の具を混ぜるとどうなるかな?
  • いろいろな色を使って、カラフルな抽象画を作ってみよう
子どもの予測される行動・質問
  • 色が混ざる様子やビー玉が紙上を動く様子に興味を持ち、どうしてそうなるのかを問うかもしれません
  • スポイトでうまく水滴を落とせない
  • 紙皿の上でビー玉をうまく転がせられない

ビー玉が動くことで絵の具が紙上で広がり、ユニークな模様ができます。
点が直線上に並ぶのは、球体の一面にだけついた絵の具が定期的につくことで起こります。
球が回転し、たまたま真下にくることで濡れているものはくっつく性質があります。絵の具がべったりしているとブレーキになりますが、水が入ることでサラサラになり絵の具が広がりやすくなります。

実際に社会で使用されているもの

自転車のタイヤでも変な音がした時にブレーキに当たってしまった場合は定期的に変な音がすることがあります。

アクティビティリスト

所要時間

20 分 〜

カテゴリー

  • 技術 - Technology -
  • 科学 - Science -
  • 芸術 - Arts -

身につくスキル

  • 創造力
  • 空間認識能力
  • 観察力

難易度

マイクロカメラで野菜の断面を観察しよう!
マイクロカメラで野菜の断面を観察しよう!

観察した事物の特徴を記録することは、科学的な調査や研究での基礎となります。また、様々な自然素材の特性を観察し、それをアートに応用することで、素材の特性に関する基本的な理解が深めていきましょう。

  1. 子どもたちにカメラの基本的な使い方を教えます。
  2. スライスした野菜を窓に貼ります。  (野菜を窓に貼ることで、普段とは違う角度から光を通して野菜の構造を見ることができます)
  3. (窓に貼るのが難しい場合は)スライスした野菜をお皿などに並べます。
  4. カメラを使って野菜の断面を撮影します。
  5. 撮影した写真を貼りだし、詳しく観察してみましょう。
注意事項

スライサーや包丁などの刃物は子どもたちに近づけないようにご注意ください。

準備物
  • スマートフォンまたはタブレット
  • スマートフォン取付タイプのマクロレンズ
  • 色々な種類の野菜
  • スライサーもしくは包丁・まな板
  • タッパーもしくはお皿(スライスした野菜を入り撮影するときに野菜を入れたりする用)
  • アルコールスプレー(窓拭き用)
  • 写真印刷用のプリンター
  • 撮影した写真を元に、チームで大きな共同作品を作ることができます。
  • 野菜の断面の絵を描きます。写真と同様に子どもたちがどこに注目し観察しているのか個性を知ることができます。
  • 同じ野菜でも切り方を変えて見たものを観察します。
  • 年少児童の活動:カメラの基本的な使い方を学び、自分の興味を持ったものを撮影する楽しさを体験する。また、野菜のスライスや写真の撮影を通じて、自分のアイディアや新しい発見を楽しむ。
  • 年中児童の活動:断面写真を見ることで、視覚的な理解を深め、物の構造や形状に興味を持ちます。
  • 年長児童の活動:カメラの基本的な使い方を学び、上手に写真を撮る技術が向上。また、観察した事物の特徴を細かく記録し、自分の発見を整理する。
  • 全体的な活動のポイント:●完成の発達:視覚的な刺激を通じて感性の発達を促進し、子どもたちが興味を持って学び、発見する機会を提供する。 ●コミュニケーションの機会:撮影した写真を貼りだして詳しく見る際に、子どもたち同士が気づきや考えを共有し合い、コミュニケーションの機会を提供する。
子どもに投げかける質問
  • どの野菜の断面が一番おもしろい形をしているかな?
  • 形、色、質感などを観察してみると、どんな形に似ているかな?
  • 撮影した中で、どれが一番好き?それはどうしてかな?
  • 似ている野菜に何か特徴はあるかな?
  • どんな仲間分けができるかな?
子どもの予測される行動・質問
  • 食べていいですか?
  • 触っていいですか?

野菜は植物なのでそれぞれの構造があります。茎や根、花や実、葉になっている部分で構造が異なります。例えば実の中には、タネのもとが入っていることがあります。また、水の通り道や、成長のために細胞が集まっているところがあります。

実際に社会で使用されているもの

野菜は切り方によって断面の形が異なるので、同じ食材でも料理によって切り方を使い分け食卓を楽しくしています。
また、病院で使われているCTスキャンやMRIは、断面を撮影しています。体の中の悪いところを見つけ病気を発見することができます。