アクティビティリスト
所要時間
20 分 〜
カテゴリー
- 技術 - Technology -
- 数学 - Mathematics -
- 芸術 - Arts -
身につくスキル
- バランスの概念
- 数字の基礎知識
- 発想力
- 観察力
- 論理的思考
難易度
天秤でバランス探し
はりがねと粘土を使って天秤を作り、バランスを探るアクティビティです。まずは同じ重さのおもりでバランスを試します。次に片方のおもりを重くして、どうすればつりあうかを考えます。様々な形やバランスを試行錯誤しながら楽しんでチャレンジしてみましょう。
- はりがねと粘土を各自に配ります(見本を見せながら「これと同じものを作って見よう」と声をかけます)
- まずは同じくらいの重さのおもりで試してどうしたらバランスを取れるか試してみます
- 次に片方のおもりを重くしてみます
- 左右のバランスを取るにはどうするのが良いか考えてみます
- はりがねで作った支点(輪)の位置を変えたり、全体の形を変えたりして、芸術的な観点で作品作りを楽しみましょう
注意事項
●針金の取り扱いに注意しましょう
- 追加する粘土を全て同量の大きさにして準備し、針金に追加していくことで、いくつの粘土を足したなど数字と量を結びつけて考えてみる
子どもに投げかける質問
- どっちが重いかな?
- つりあわせるにはどうしたらいいかな?
子どもの予測される行動・質問
- 針金で怪我をしてしまう
- XXXXXXX
てんびんを使うことで、重さの概念を理解し、数の比較も学べます。
天秤のようなバランスを保つモノを作りながら遊ぶことで、数の大小や重さについて学べます。重いと下がる、軽いと上に上がるという因果関係を理解することもできます。
支点からおもりまでの距離を変えると、傾かせようとするはたらきが変わることについては、感覚的理解にとどめておくとよいでしょう。
実際に社会で使用されているもの
バランスをとる遊びであるシーソーは、天秤です。
また、洗濯物を干す時に、バランスを考えて洗濯物をぶら下げます。
【監修協力:昭和女子大学人間社会学部初等教育学科教授 白數哲久氏】